こんにちは。
土日の間に観たのですかさず記録を残しておきます。
【情報】
『TENET』
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
2020年日本公開のアメリカ映画
2024年2月に吹き替え版で視聴
【あらすじ】
CIA特殊工作員の主人公は、オペラハウスでのCIAスパイ人質立てこもり事件でロシア人に捕まってしまい、拷問の末自決用の毒薬で死ぬ。
直後、目を覚ました主人公は謎の男性から先の作戦はテストであったことを告げられ、第三次世界大戦を阻止する任務を与えられる。「TENET」というキーワードを授けられ、ある研究室へ向かうと時間が「逆行」する銃弾と壁が未来から送られてきていたことを知る。大戦を阻止する手がかりとして、この「逆行」技術を使った武器商人を探り始めるが……。
【良かった点】
▪世界観設定にワクワクしました。逆行する技術を体得した世界で、それを使いこなすためには「逆行した動き」が出来ないといけないというのもリアル
▪何度も見直したくなる作り方。
▪徹底した画面作り。
【ここはイマイチ】
▪正直に言えばインターステラーとメメントを既に観てしまっているため、ギリギリ期待値に届かなかったです。前者はしっかりと科学的エビデンスに基づいたファンタジーで素人目にも矛盾がほぼ無いように見えストレスがなく完成度が高い、またメメントはそれこそ時間の叙述トリックを使ったほぼ最初の映画だと思いますがメメント以上のアハ体験がありませんでした。これらを超えてくる作品でないと、ドラマが薄い映画に仕上げるなら足りないような気がします。
▪ドラマが薄い
▪初見で理解しきれないように作っていることそれ自体は好みではありませんが良いとして、シンプルにシーンやエピソードごとの繋ぎがツギハギすぎて視聴者に不親切すぎると感じました。
【上をどう直すか】(個人の見解です)
▪もはや好みの問題だと思うのですが、ドラマパートをしっかり描写。
▪情報量を厳選し、シーンごとの繋ぎをナチュラルに。
テネットの感想などで検索をかけると大抵絶賛の評が多いので、自分が少数派だろうとは思いつつ……。
一応観たものの感想ということで、掲載しておきます。
それではまた!